<メルマガ転載>第14回外国人労働者で重要な就業中サポート

先日、大阪でタクシーの運転手をしている小・中学校の同級生から電話がありました。

大変驚いたように、メチャ忙しくなった!と。
10月11日の実質開国を機に、外国人が日本へ、また大阪へ流れ込んできた、とのこと。また、街はバスの海、観光景気が目に見えて回復しているとのこと。また、そんなバスがどこに隠れていたのか!と感じるぐらい。タクシーへのお客様は、ほぼ中国人がDIDIと呼ばれるアプリで次から次へと呼び出しがかかるそうです。確かに公共交通機関は外国人にとって敷居が高い(難しい)ようです。
また、とりあえずは急な来客数増加へ既存社員の残業で対応するでしょうが、増員も急務です。インバウンドの増加による外国人の採用もドンドン増えてくる、と見込まれます。また当然、外国人の対応には外国人が向いています。一方で、外国人が宿泊業で仕事をするためには、特定技能の宿泊業技能試験センター主催の特定技能測定試験に合格する必要があります。この試験が、2019年に制度が開始されながら、2021年まで、試験会場は国内のみで、海外に住む求職希望外国人が受験できないものでした。(過去問題サンプル
2022年に入り、初めてネパールで開催され、続いて本年末には、インドネシアで開催する、とコロナ禍により全く制度が進捗していませんでしたので、すぐに外国人で対応するのは難しそうです。ホテル業界の基本給はあまり高くない事が報告されていますが、(年収が低い会社ランキング2021)年収も上がっていく事、他業種からの転職者を必死に集めるでしょう。

そこで首記の外国人労働者者につきまして。弊社は介護職員のご紹介しか経験がありませんので、その経験範囲で。
就業している外国人も首をかしげるのは、なぜ日本人は、1日や1週間で辞めるのか?
一言で言えば、まず入口で悩み、実際就業して無理だと感じ、できないと思えば早めにアクションを取る、という行動の現れだと思います。現在の介護者の給料は、安くありません。国も「福祉介護職員の処遇改善手当」を支給し、本年も増額されました。また施設によっては、ボーナスを3回支給や、入所支度金として一時金を支給する等、これに深夜、日祝、残業手当がつくと、介護業務初任者は、一般事務職と比べ、月次の支給額が8万円ほど増えます。介護職へのハードルを収入増で魅力的に変えようとしていますが、ハローワークの求人はほぼゼロ。人材紹介会社への依頼は100万円/人。紹介や口コミで集まった就業者も多数退職しているのが実情のようです。
では、なぜ外国人は辞めないのか?
文化や現地の給料との違い等、色々理由はありますが、大きな理由の一つに、「介護」の職種で特定技能労働ビザ(許可証)を取得した外国人は、介護職以外への転職が出来ないのです。また以前も触れましたが、フィリピン人については、海外就業後、2年以内の転職が禁止されています。
では、転職が禁止されているから就業を続けるのでしょうか?
そこで我々支援機関が注力しているのは、彼女たちのメンテナンスです。介護の業務自体は、みなさん楽しい、と言ってくれますが、問題は就業中の不満、特に特定職員や介護を受ける老人がストレスになる等の人間関係です。どこの職場でも同じです。1)そんな外国人の気持ちを汲み取り、雇用主と話し合いの時間を持つ。2)仕事とプライベート、OnとOffの使い分けを教える。の2点です。
職場とアパートの往復では、精神的に持ちません。日本人のように近くに友達もいません。そんな外国の方々に気持ちよく就業を続けて頂くには、メンテナンスが欠かせません。弊社にフィリピン人のスタッフも2名在籍します。1名は、就業しているフィリピン人のビッグマザーの役割も果たしてくれています。
そのサポートで初回紹介の外国人が就労2年半を経過したところです。加えて日本人との交流機会の創出等、日本へ来ていただくだけでなく、日本の生活で慣れて頂くようなサポートが重要であるとの認識を持ってサポートすることが重要です。

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