<メルマガ転載>第11回アセアン各国の違いについて(5.マレーシア編)

アセアンの私的な印象・違いについての5回目となりますが、
小職が実際に行き来している国は、今回のマレーシアで最後です。
ネパール人(1.6%)やバングラディッシュ人(1%以下)の知人が日本に
おられるので、また他国の情報も入手したいと思っています。

さて、私見の、マレーシアです。
人口は、約3.2千万人、国土面積は日本とほぼ同じ。2つの島にまたがって
位置します。ビジネスは西側のマレー半島。半島の先端にシンガポールが位置
します。1965年にマレーシアの華人が集まり、シンガポールが生まれました。
天然資源は東側のボルネオ島という位置づけ。この東マレーシアから1984年
に独立し国家になったのが、ブルネイです。ここには豊富な天然ガスが算出し
小さな国ですが、豊かな国です。
人種は、マレー系65%、中華系24%、インド系8%と多様で、マレー系はほぼ
イスラム教を崇拝します。よって、正月も、イスラム正月、旧正月、ヒンズー
正月と、多種多様です。またこの上に、外国人労働者がブルーカラー職に
多く、マレーシア人は管理しかしない、と言っています。
首都のクアラルンプールでは、街で英語が通用しますし、ビジネスは英語です。

またノーベル平和賞を受賞した、マハティール元首相が近代のマレーシア
の礎を築いたと言われていますが、彼のモットーが「Look east」(東を見ろ)
このeastとは、日本を指します。元首相の子供たちも日本で教育を受けています
し、首相のブレインには大前研一がいたことがあることも有名です。
また、街のいたるところに、「マレーシア、ナンバーワン」と言うスローガン
が掲示されています。ペナン島には、インテルのCPU工場があり、
この島は「アジアのシリコンバレー」とも言われています。
親日で、日本の技術力に大変興味を持ち、日本で学びたいという
志向が強いようです。

まだオフレコですが、マレーシア政府が、奈良の廃校を利用し、
日本で学ぶための日本語学校を開設する計画を聞いています。

ツインタワーという石油開発公社の本社ビルがクアラルンプールにあり、
ステイタスにもなっていますが、この工法が圧巻。
ビルの計画は、あえて全く同じビルを2棟建設し、地下と高層階でビルが
接続されています。この2つのビルを競売に掛け、1つは日本のカザマ建設
もう1つは、韓国のデベロッパーが受注しました。
これにより、価格、工期、完成後の品質棟が、2社で競争しながら完成。
なんとしたたかな計画でしょうか、、

そんなマレーシアの人々達も、日本で勉強しながら働いて頂きたいものです。

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