<メルマガ転載>第20回特定技能から見る日本の賃金について

ワールドカップの侍ブルーは終わってしまいましたが、残る決勝トーナメントをゆっくり見てみたいですね。

今日は、朝日新聞10月31日の記事から。非常に面白いデータがあると、知人に紹介され読みましたが、よくできています。
「特定技能1号の資格取得ルートと就業分野・地域」

中心の帯グラフ、左から、”送出し国”ー”ルート”ー”就業分野”ー”就業地域”
それらの推移の大きさが、帯の幅で表現されています。
・送出し国最大は「ベトナム」
・その1/6程度が、特定技能試験合格者で、ほとんどが技能実習からの転向
・他の主要国もそんな比率もしくはそれ以下
・下位国の方が、試験ルートの割合が高くなる
・全体で、技能実習ルート:試験合格ルート=3:1
・就業分野の上位3分野も、技能実習ルートが大半。
・4位の介護、5位の外食のみ、試験ルートが大半
・介護の技能実習は、始まってまだ5年。外食は技能実習の対象外、が影響
~日本に滞在経験の長い人材を好む傾向~

次に右側のチャート図「特定技能1号は賃金が高い地域に多い」
各都道府県と最低時給が(Y軸)、特定技能者数(X軸)でプロット
・最低賃金の960円地域から上は、数県しかないが、就業者数は高い
・それ以下でも、広島・北海道・茨木・群馬・福岡は2番手に多いグループ
~大都市圏、地方都市に多い傾向~
(ちなみに特定技能外国人の給料は、日本人正社員と同等、もしくはそれ以上、と法律で定められていますので、最低賃絶対額はあくまで各県の平均賃金の比較用に用いられています)

このチャートを見て痛切に感じたのは、労働者は、性別・国籍関係なく、同一労働同一賃金。アメリカやオーストラリアでは、すでに今の日本の給料の3倍。
経営者としては、いい人材を確保すべく、まずは賃金を上げること+やりがいを与えること、が、近々の、間違いなく大きなテーマです。

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