<メルマガ転載>第29回奈良保証協会様の専門家派遣事業「育み」について
2月は逃げると申しますが、まさにそんな月でした。
大口の新規の炭の注文が入りました。お客様に理由を伺うと、現行の供給先からの入手がストップした、とのこと。同じマレーシア産の木炭を他社から購入されていたのですが、競合先が廃業か、棚からボタ餅でした。いわゆる農業生産品になるので、先進国入りを目指し、インテルも大幅な投資を決めたマレーシア、農業人口がどんどん縮小しています。またその根幹を支える労働力も外国人だよりで、今はバングラディッシュ人をメインに使っていますが、一度帰国するとマレーシアには戻ってこない、とメーカが嘆いております。日本を始めとし、外国人の取り合いの影響だと推測されます。
続いて、何度か触れさせて頂いております「事業再構築」の実績報告。
1月24日に第一回修正報告、が2月15日に差戻しとなりました。まあ、想定範囲内です。253ページに渡る証拠書類、弊社での確認を投げましたが、そこを全てチェック頂き、修正頂きました。つまり内容に問題はなく、添付資料の過不足を修正しなさい、という内容でした。22日に第2回修正版を提出済み。ただ、問題は、事務局から修正内容を携帯に電話があること。この修正が終わるまで、海外出張できませんね(笑)
そして本日、タイトルの専門家派遣事業「育み」のクロージングでした。弊社のメインバンクに、もう一社借入をしている銀行、派遣された専門家、保証協会がお集まり頂き、11月から始まった同専門家による、弊社へのコンサルティングが終了した報告会です。
無料です。確かに保証協会様へ、借入の保証をお願いし、保証料をお支払いしているのですが、これも全て、奈良県が負担して頂ける、いわゆるゼロゼロ融資です。弊社からは1円もかからずに、税金で利息・保証料・同コンサルティングを利用させて頂いております。
コンサルティング内容は「特定技能外国人」の営業拡大です。
設備や人の導入等の事業拡大のテーマでもありませんが、応援頂きました。特に小職一人で、営業を100%担当していますので、ついつい自分の世界、理論・論調等、頭が硬くなっていましたので、多種のアドバイスを頂きました。また業界の一般的な傾向や動向・予測なども調査して頂けます。結果的に、この期間には成約の成果があがらず、派遣頂いた専門家様には申し訳ない限りですが、手ごたえはありました。
特にスタートの11月、1回目のミーティングで、現行の営業を一旦全て終了。そして内容を2週ごとに指導いただき練り直し、1月末に新しい営業資料、PPTでのセミナー用説明資料の全見直しが完成し、2月からお声を頂くようになりました。それが2月の逃げた原因の一つですね~
奈良県以外でも同制度はありますので、社長様におかれましては、一度保証協会にお問い合わせしてみては如何でしょうか?