<メルマガ転載>第41回一般社団法人 外国人介護職員支援センター
無事G7が修了し、警備の方々も含め、大変ご苦労様でした。
ウクライナのゼレンスキー大統領も追い風を感じます。ロシアとの和平を心待ちにしています。
一方で国内には、超大型台風2号と円安が吹き荒れています。弊社も主業が輸入であるので、10円近い円安はかなり大きな痛手です。瞬間的な円安なら耐えられますが、長期に続けば価格の安定は不能です。たまにバズーカを放った日銀の前総裁から、知的金融研究者である上田新総裁が、金融緩和路線を継続、との発表に端を発しましたが、世界的にどう考えてみても、アメリカの金利が4%とかの時代にゼロ金利は矛盾を感じます。日本の国債の利息が上がれば、金余りの大企業には影響なくとも、借金大国の日本政府の金利負担が大きくなる、とのご意見ですが、、
金利が上がれば
1.インフレになる→インフレになると早く買わねば待ってる間に価格が上がる→消費者はローンを組んで購入する→マーケットが拡大し好景気が来る
2.インフレになる→借入の利息が上がるが、借り入れた借金の価値が下がる→現金と借金の価値が下がる、下がった分を利息で補う→利息が上がる
前回触れさせていただいた国の借金1,200兆円、税収68.4兆円。これがインフレになれば税収が上がってきます、金利がゼロの今が、借入の大チャンスです。
さて、昨日金曜日には、うれしいゲストが奈良まで来て頂きました。
「一般社団法人 外国人介護職員支援センター」代表理事の井上様。特定技能の仕事をスタートした頃に、FBで「特定技能を目指す外国人に無料で教えます」と実践されておられ、先生のおかげで合格したフィリピン人の介護士を、奈良の介護施設で紹介することが出来ました。まさに介護業界や日本で就業したい外国人の神様的な存在です。現在もFBで、外国人介護士に対し、無料で「介護福祉士試験合格」を指導されておられ、昨年は57名の合格者を排出されておられます。
一転懸念されていたのは、今後の特定技能外国人の介護職種対応を、訪問介護以外、と定められている現状から、訪問介護も対応範囲に含める、という動きがある点です。今は、先の介護福祉士試験に合格すれば、訪問介護が可能になりますが、その以前のレベル、「初任者研修」受講レベルの外国人には荷が重すぎる、と仰っておりました。まだ検討の段階ですが難しいかもしれません。
外国人の介護職員を雇用されている企業の皆様へは、無料ではありませんが、有料で教育用動画を販売されておられます。弊社も購入いたしました。ご検討くださいませ。
井上先生の日々のご尽力に深く感謝致しますとともに、色々な情報もご教示いただき、本当にありがとうございました。m(__)m