<メルマガ転載>第61回ドイツにGDP抜かれ4位に
明日から大阪決戦!関西は盛り上げっていますね~
しかしそんな悠長なことを言っている場合では無くなりました(泣)
戦後アメリカに次ぐ2位であった日本は、2010年に中国に抜かれ、そして今年、ドイツに抜かれました。中国は人口が日本の10倍なので、経済発展を続け日本を抜き去る事は仕方ありません。一人当たりのGDPでは、まだまだ日本が勝っています。ところが、ドイツの人口は8,320万人、日本の2/3の規模に追い抜かれたことになります。数値はドル換算なので、今の円安も日本には不利ではありますが、それにしても情けない。。
GDPとは、「Gross Domestic Product」の略で、「国内総生産」のことを指します。 1年間など、一定期間内に国内で産出された付加価値の総額で、国の経済活動状況を示します。 付加価値とは、サービスや商品などを販売したときの価値から、原材料や流通費用などを差し引いた価値のことです。
言い換えれば、全日本国民の生み出す付加価値額が、ドイツに負けたわけです。付加価値額とは、一人当たりの生産性とも言えます。また労働人口の減少もこの生産額に影響を与え、伸びが鈍化しているわけです。
小職は海外へ旅行する際、必ずその国のGDPを確認します。付加価値額うんぬんの数値というよりも、生み出した付加価値額を、その国の国民が消費している。この数値がその国のマーケットの大きさとも言えるからです。このGDPを国民の数で割り返した、一人当たりGDPは、ほぼその国の国民の年収に当たります。そんな年収を、日本であれは440万円程度なので、他国の一人当たりGDPに置き換えて、マーケットや物価を見ていくと、ほんとの正規価格が見えてくると思っています。
じゃあ、ドイツに逆転するにはどうすれば良いのか、経済の発展にゴールはありませんので、途中リードされても抜き返せばいいのです。日本の人口減少が進んでもGDPを上げていく方法、一人当たりの生産性を上げていく方法、しかも労働時間も削減しながら。これを解決するには、設備化・ロボット化・DX等課題は見えてきます。それを1社1社で取組んでいくしかないかな、毎年の目標を10%アップぐらい。同じ従業員数で、粗利を上げていくにはどうすれば良いのか、そんな事を日々考え行動していく、当たり前の日本人の姿が見えてきますね。
野球やサッカー・ラグビー、ドイツはいつも強力なライバルです。そんなドイツに逆転勝ちしたいですね!