<メルマガ転載>第81回 金・金・金の七夕ウィーク
TVの7days weekではありませんが、今週を纏めると、お金の話題ばかりでしたね。
・20年振りの新札発行
・日経平均が最高値更新
・円の急落、38年ぶりの161円台
日本は紙幣の印刷に世界的トップクラスの技術を誇りますが、20年に一度ぐらいは、新札発行により技術を伝承しないと今後継続できなくなるそうです。と言う理由で発行されますが、確かにデジタル化が進んでも紙幣は絶対に必要でしょうね。
株価は狂っていますね。買わない人は損をするんではないか、、買った人はいつ暴落するか、、NISAでの国の誘導を含み、国民が踊っているようです。一方で投資信託で運用しているファンドは多いようで、例えば年金もその一つ。運用益が上がっているそうで、株価の上昇の波及効果は大きく、景気もさらなる上昇が期待できます。
そして円安。38年前の161円では、「歴史は繰り返すのか」と考えさせられますが、当時とは真逆です。未開の円高、と考えられていたようなので、今とは全く逆です。つまりは、40年前は円高により、日本のコストが大きく上昇し、製造業は拠点を輸出先である米国や欧州にどんどん移転を進めました。小職も1993年から2年間、日本の製造メーカ勤務時代に、客先である米国への工場移転に伴い、技術指導で転勤しました。しかし現在の円のレートでは相対的に日本のコストが安くなり、一部の産業は日本へ帰ってくる可能性が高まりました。例えば熊本のTSMCの様に、日本企業ではありませんが、日本へ投資を行い、街はいきなりの好景気に沸いています。一方で出稼ぎが目的の外国人の就業希望者は激減しています。とは言え世界は広いのですから、外国人就業希望者を現在のアジアからアジア太平洋や広域に捉えれば、日本で就業を希望する方々が足りなくなることは無いでしょう。日本での設備投資は今がチャンスです。
今週他には、外国人労働者に関する新しい情報もありませんでした。弊社では、来月居酒屋に入社するベトナム人の入国スケジュールの調整。5月2日に在留資格認定を入国管理局に申請し、未だに何も連絡が無く、本日、大阪入管に進捗状況を電話で確認すると、珍しく1回で繋がりました。
現在審査中です。申請期間は2~3ヶ月かかる。追加資料の依頼はありません。3ヶ月を目途に進めています。との回答。
8月初旬に「在留資格認定証」を受け取ったあとは、そのコピーをベトナムに送り、同日本大使館でビザの発行待ち。現在は2週間ほど掛かっているそうです。
また残念ながら中旬にはお盆休みを控え、航空チケットは高値になるため、実際入国できるのは20日以降と。
2月末にお客様からの求職票を頂き、最終Zoom面接で合格が決まったのが3月21日。それからベトナム海外労働管理局(DOLAB)への推薦者表の発行に1カ月等々。求職票を頂いてから外国人の始業まで、現在は6カ月の時間が掛かっています。
お早目のご相談をお願いいたしますm(__)m