<メルマガ転載>第168回 育成就労制度、なかなかやるやん!
真夏日に近い地域もあり暑くなってきました。まだ湿度が低いので、暑くても快適ですが、今年の夏は猛暑の見込みだそうです。
先ほどネットニュースで「改正入管法」が29日、参議院で可決し成立した、との事。具体的には在留資格の変更・更新で10倍、永住許可は最大30倍となります。ある意味駆け込みで昨2月にフィリピン国籍の弊社従業員の永住許可を申請しましたが、審査に1年、費用1万円でした。この30倍はすごい!
必要なコストを外国人に負担いただく、受益者負担が目的なので、何処からも文句は出ないですよね。2026年度中の施行を目指すとのこと。
支援させて頂いております「特定技能」外国人は5,500円が10倍へ!本人負担の企業もあれば、会社負担の企業もあり、負担元はバラバラですが、現行の技能実習生を数十名を雇用している企業は、費用は会社負担のはずなので、インパクトは大きいと思います(汗)
加えてインバウンドの旅行者についても電子渡航認証制度「JESTA」の導入も28年度中にの施行も盛り込んでいるそうです。
さてタイトルの「育成就労制度」について、当初の理解は、現行の「技能実習制度」に代わり、労働者として受け入れる制度、と理解をしておりましたが、私の考えは間違っていたかも知れません。入管からも彼らの製作したビデオを見るようPRがありました。
育成就労(英語名:Training & Employment System)、目的は「人手不足分野における人材の育成と確保」キャッチコピーは「働きながら日本語を学ぼう」と説明されてました。これはなかなか分かりやすく、日本での就業を希望する外国人には、夢のある制度であると思い、弊社でも外国人向けに、HPにページを作りました。給料はほぼ最低時給になっていますが、毎年の最低時給アップにより他の日本人との給料も差が少なくなってきたことも良い事であると思います。雇用主にとっても、育成就労は3年で完了するので、その就業状況を見て「特定技能」として正社員化を図れ、不満であればまた新たに「育成就労」を新規に雇用することができ、長期に雇用する事に不安を覚える雇用主にもうまくマッチします。加えて介護のように、「介護福祉士」の試験に合格せねば、せっかく仕事ができるようになっても5年で帰国させられますが、受験資格に3年の実務経験が要請され、試験のチャンスは2回(今年から5年目に、最後に受験した介護福祉士の試験が合格点の80%かつパート合格1つ以上の場合1年延長)になりますが、育成就労からスタートすれば、試験機会は3回増え、最大5回挑戦できます。技能実習で「介護」技術を学んでも、母国では介護業務がほぼ存在しないので、有名無実の技能実習でありましたが、育成就労からはハッキリ、特定技能の前段階トレーニングとなり、外国人にもメリットがある、と考えます。問題があるとすれば、先の報道の様な在留資格の延長や変更が10倍になる、という点ですね。う~ん痛しかゆしです(泣)

