<メルマガ転載>第31回特定技能外国人への期待レベル
天候が急変し、朝晩の寒さは続くものの昼間は暖かくなりました。梅が全開、来週には桜も見ごろでしょうか
日本にいる弊社でご紹介させて頂いた外国人の多くは昨年の4月に来日し就業しており、初めての冬を体験した方々も多く、これから強風(春一番)が吹き荒れ、その後に”Spring has come”です、と説明しましたが、今年は強風がなかったですね(汗)
今週は、
1.事業再構築の実績報告差戻し2回目。本日修正版を発送済み。1月5日に実績報告をし、今回のほぼ最終版まで2か月と10日掛かっています。
2.FCで直営も含め、全国に100店舗以上のレストランを経営する社長にお会いし、厨房やウェイターで100人以上の人材不足である、と嘆いておられました。
2については、支持させて頂いてる奈良県の代議士の秘書の方からお話を頂き、社長との面談が実現。さすがにFCを100店舗経営されている社長の話は、スケールが違いすぎて、今後の将来展開の話には、なかなか加われない雰囲気。今後は、インドネシアでの展開を計画中であるとのこと。直営店では、インドネシアの特定技能社員も、既に雇用しておられますが、もっと優秀な外国人が欲しいので、協力もらえないか、との事でした。
要件は、N2を持って英語が堪能な外国人。特定技能の要件は、N4レベルで、特定技能試験の合格者の2点なので、そんなただ試験にパスした方々では、物足りない、もっと使える人材が欲しい、との意だと受け取りました。特に英語必須というのは、インバウンド対応ですね。日本に観光で旅行される外国人は、日本語は理解できないが、少なくとも英語は通じます。また、そんな英語が使える日本人は、飲食店の調理・接客の仕事では集まりません。一方で特定技能という制度は、国内の、いわゆるブルーカラーの単純労働市場を外国人に一部開放した制度なので、なかなか、日本語N2で英語が堪能な求職者はおりません。フィリピン人であれば、国内でネイティブイングリッシュスピーカとして認定されていますので、フィリピン人のみが対象と限定されます。そんな中で、今待機中でN2保持者はほぼ皆無でしょう。マニラでN2を持っていれば、日系企業での就職に困りませんので、、月給もUSD2,500
とりあえず求職希望者を募ってみますが、、お話を受けた社長には、申し訳ないけど、そんなセンスを持つN4合格者を面接で、接客センス等を加味して採用を見極め、自社で日本語は鍛えて頂きたい、とお願いする必要がありそうです。