<メルマガ転載>第35回インドの戦略
今週「事業再構築補助金」を入金頂きました。
これは経費として支払済みの費用が、期をまたいで飛んできた、とのイメージ。つまりは「ボーナス」です。費用の扱いも「雑収入」になり、いわゆる営業外の収入です。使わなければ今期の利益になり、利益には税金がかかります。よって、このボーナスを使い切ります!
当然、社員への臨時ボーナスも出しますし、自分も久しぶりに海外出張等の経費にあてたい、と思っております。
また、このような実施後に清算する形の助成金であれば、実施期の経費を増やし、翌期への利益の繰り延べにも使えますね。
ところで、最近インドがよく、新聞雑誌で話題になっています。
1.人口が14億人を突破し、中国を抜き、世界一になった
2.GDPが、ドイツを抜き、世界4位となった
3.2023年版長者番付で、ビリオネア(資産10億ドル以上)の1位国はアメリカ(735人)、次いで中国(562人)、そしてインド、169人
中国に大きく遅れをとったインドの経済ですが、背景には「カースト制度」があったから。最下部の大勢は、いくら能力があっても、家業の農業しか就業できない、と経済活性化以前の問題が根強く残っていたからと推測されるが、これは言葉を返せば発展の余地が大きい。世界経済の発展が見通せない今日、インドの今後は、世界の羨望の的となるだけでなく、今後は世界一のマーケットとして海外企業の進出が進むことが明白です。
そこで日経ビジネスの以下の記事
1.インドの人材を採れ 14億人の活力、介護施設や旅館も動く
2.「100万人だって送り出せる」 インドの人材、一気通貫で橋渡し
そうです、企業はインドをマーケットとして輸出、もしくは現地生産化が進んでいきます。加えて、日本への外国人材の供給源としても、拡大できる大きな可能性を持っている、と言うことです。特にインド人は、既に数学が強い事でも有名です。タイトルのように、100万人で送れます、という体制が整えば、もう他国から呼び寄せる必要がありません。弊社はフィリピンとベトナムから人財を招聘するライセンスを持っていますが、国によって法律や習慣も違います。これが1国になれば、当然採用や事務作業、通訳も最小化できます。
インドが熱い!(暑い)のは当たり前(笑)