<メルマガ転載>第39回メディアで外国人労働者のニュースが話題に
弊社はGW9連休でした。主要な理由は、弊社が配送をメインで飲食店向け木炭の配送を委託している運送会社の9連休。ヤマトや佐川等、宅配は営業していましたが、在庫できる商品であるため、お客様に無理を申し上げ、休暇前に在庫増しをお願いし、お盆や年末・年始の連続休暇はお休みとさせて頂いております。海外は平日のため、社長は仕事なんですが(汗)、社員にはゆっくりと連休を過ごしてもらっています。これがES、Employee Satisfactionにつながり、従業員の定着率は100%を維持できています。「できる方法を考える」がビジネスの原則ですね。
そして、コロナで唯一役に立った、Zoom等を使った遠隔ミーティングが一般化したこと。
この休み中ではありますが、海外との打合せのみではなく、工場の稼働状況も日本で確認できます。加えて、営業されている飲食店様向けに、特定技能外国人の制度説明等、ゆっくりお話しすることが出来ました。しかしオンラインだけでは、ビジネスは不充分であると認識しておりますので、国内外を問わず、コロナも明けましたので、顔を合わせてお話しすることも必要である、と認識しております。
そんな連休中、外国人労働者、技能実習制度の廃止、特定技能等、マスコミが連日取上げており、弊社もその渦中に入れることに大きな感動を覚えますとともに、責任の重大性も感じておりました。
特に感銘を受けたのは、TVでもお馴染みの国際ジャーナリスト「モーリー・ロバートソン」氏のコメント
「外国人技能実習制度」の廃止が意味するのは”特別な日本”の終わりなのか?
彼は外国人でありながら、日本の事を知り尽くし、いつもグローバルな視点で今の日本を見て、日本へ的確なアドバイスをされておられます。
小職も大いに同意します。日本人だから、日本の雇用を守るべく、移民が増えれば安全を脅かす、等の外国人受入れに否定的な方々には是非ご一読願いたい。要するに、外国人を非遇な環境で、単なる安価な労働者として、外国人だからとの理由で土俵の上にも上がれない制度を続けて、ほんとにグロバル化が推進できるのか、他の先進国と勝負になるのか、という事を仰られています。
先月、うれしい連絡が入りました。
弊社で紹介した、奈良の特養で働くフィリピン人介護士。丁度就業して3年経過する頃ですが、2月に日本人と結婚し、「おめでた」になりましたとの事。
奈良の人口を1人増やせただけでなく、独身男性を1人減らし、さらに人口を増やしてくれるそうです!特に彼女とは昨年末に会っており、その時に「日本では来年から、出産すると50万円もらえるのですか?」との質問を受けていたことを思い出します。岸田総理は出生率の低下を止めるタイムリミットが来た、と、これからも子育て世代の優遇政策を推進される様ですが、それでみんなが子供を作りたい、と考えるのでしょうか?
一方で、まだまだ人口増加が止まらないアジアの国はたくさんあります。子育ての優遇は何もありません、でもどんどん子供が生まれて、人口も増えていくのです。2025年には、フィリピンは日本の人口を超える、と予測されています。インドネシアは現在2.5億人、3億人のアメリカが射程距離になっています。つまりは、日本を含む少子高齢化が進む先進国と、人口がどんどん増える途上国は、育った文化の違いではないでしょうか?
まあ、今の岸田政権の優遇政策で、子供を育てたいと思ってくれている外国人、期待したいと思います。また日本は世界的に見ると、在中外国人が少ないことから、圧倒的にハーフが少ないはずです。混血児には純血の日本人より体力・健康面で優れている、と言われています。TVで見るアスリートには、カタカナ名の選手が非常に増えています。また彼らは、バイリンガルに育ちます。場合によればトリリンガルも。こんな幾つかの言語を活用できる人は、自国語だけ認識する人達より、多種の異文化感覚にも長ける事になり、脳科学的にも痴ほうやアルツハイマー等になる平均年齢が遅くなる、つまり自然に、脳が活性化されるようです。
これを聞きまして、私も純血なので、アメリカドラマを見て、脳を鍛えないと!(笑)