<メルマガ転載>第104回 トランプ2.0
マスコミはフジTVや中居君の話題で持ち切り、ここぞとばかりに他メディアは強烈に同業者を非難しておられる様ですが、私はTV見ないので関係ありません。
自社のビジネスとは程遠い話題ですが、新トランプ政権2.0には興味津々です。大幅減税と関税障壁。日本は珍しくアメリカのターゲットになっていないようですが、言い換えれば脅威ではない、ってこと。加えて大尊敬する孫正義先生が78兆円、アメリカに投資すると。孫先生の影響力が対アメリカ政策に大きく関わっていると思われます。政党交付金とか色々な政治の裏金なんか小さい小さい。ビジネスマンが日本の弱い部分を支えてくれています。この流れで、アメリカの関税が大きくなった、カナダ・メキシコ・中国のメーカが、TSMCのように、日本へ移動してくると、日本の経済効果への波及は甚大になります!労働者もさらに必要になりますね。
今週は外国人関連の情報がありませんが、次の日曜日に「介護福祉士」の試験が実施されます。
弊社のご紹介した介護分野の外国人も、今年は1名受験予定。この試験に合格せねば、特定技能の5年間期限が到達すると、大変残念ながら、日本で働く事が出来なくなります。一方で、勤務先の施設はと言うと、確かにインフル蔓延状況でしたが、他の日本人同様勤務時間の調整もなく、悲しい事ですが、試験必勝に関して留意頂いている感がありません。帰ったらまた次、という発想でしょうか。。
一方で、これら外国人の試験合格をサポートされている方々もおられます。中でも懇意にして頂いておりますのが、外国人介護職員支援センターの「井上先生」昨年末までに登録すれば、講義料無料、今から登録でも年間授業料3万円、とほぼボランティアです。昨年は外国人9名受講され8名が合格、と外国人合格率が50%を切っている現状で素晴らしい結果を出されておられます。今年は3年の実務経験を持った特定技能の外国人も増加し、現在の参加人数は48名だそうです。勉強はフェイスブックとオンライン授業、ユーチューブでのビデオ学習になりますが、参考ビデオを拝見すると、「誰でもできる」と、みなさんに自信を植え付けておられるのが、特徴的でした。またその言葉に外国人も乗ってきますね。先生と個人的にお話しした中では、残念ながら施設が主導して教育しているケースはレアだそうで、見るに見かねて、やる気のある外国人に教えるようになったそうです。当然、商売度外視になります。
我々登録支援機関もそうですが、費用の競争もドンドン進んでいます。これ専業では会社は経営できませんね。他の収益事業の中で外国人労働者のみなさんに、ボランティアしている、そんな同業者が増えてきたような感じです。専業で挙益かが図れているのは、そんな求職者外国人のマッチングや入国後の管理・都度の入管申請のシステムを扱っている、また外国人のアパートや家具のレンタル等の間接的な事業者になるのかな、という昨今の状況です。