<メルマガ転載>第131回 今週は求人2件、さてその結果は?
やっと8月、醜い暑さですが、これからやっと8月です。皆様、水分補給に気を付け、ご自愛くださいませ。
さて、ラーメンの店舗のオーナ様と先週土曜日、弊社が推薦した、ネパール人、38歳と25歳の男性のZoom面接を実施。2人はカトマンズから出席。小職も同席しましたが、1点問題となったのは、若い候補者への最後の質問。自国のレストランのキッチンで3年間の就業経験があったのですが、その時に「失敗した経験がありますか?またどうやってその失敗に対応しましたか?」という質問。候補者は「失敗」は無い、と言い張り、就業中以外で、運転免許の試験で3回落第した。そして4回目で何とか合格しました、との回答がやっとでした。「失敗する」という言葉の概念が質問者の意図とズレている感じがしましたが、これから海外で働こうと言う、若いモチベーションの高い、人材には「失敗」したと言う自覚が芽生えていなかった、と感じました。
さて、結果は月曜に連絡を頂きましたが、残念ながら2人共不採用。理由は「現在国内の外国人人材」を採用したい、と。国外からの呼び寄せでもいい、と言うのが求人条件でしたが、残念ながら気が変わられたようです。
もう1件は、今週、求職者が1名、訪問されました。彼女もネパール人で、近所で私も良く行くインドレストランの料理長の奥様、27歳、日本に来て7年。お二人には4歳の娘さんが1人おられるのですが、ネパールのご両親と同居されており、日本では2人だけ。ビザはご主人の家族滞在ビザ(dependent)で28時間/週の就業が可能です。ところが奥ゆかしい性格でもあるのでしょうが、日本人との接触も少なそうで、残念ながら日本語がまだまだ。また毎日16時まで、ご主人のインドレストランのお手伝いをやられているので、就業可能な時間は17時半~。加えてご主人の国民健康保険の3号の扶養を継続したいので、就業時間は20時間/週未満、年収103万円未満、と制約が多いのが残念なところでした。自宅の近くで、というご希望もありましたが、なかなか近所で17時以降のパートの募集が無く、求職者はどんな仕事でもOKとの事でしたが、ご本人が労働ビザを取るには、永住ビザに変更するか、介護福祉士の試験に合格し、介護ビザに変更するしか手段が無く、介護施設の弊社のお得意先、外国人を15名ほど雇用されている特養に相談してみました。
介護の仕事は17時以降であれば、教える事の出来る担当者が不在となり、介護の仕事は出来ないとの事でしたが、付帯する食事の手伝い・食器洗い・掃除であれば仕事はありますとの事。昨日求職者とご主人を連れて、その介護施設を訪問しました。
結果はみごと合格!1日3.5時間x5日/週のパートの仕事になりますが、双方とも喜んでいただいたようです。またありがたいことに、特定技能の介護職員を2名追加して欲しい、との新しい求人も頂き、万々歳でした!