<メルマガ転載>第134回 ネパールの問題(汗)
台風15号も過ぎ去り、残った雨がやみ、週末にはまた高気圧が帰ってくる感じです、厳しい残暑が続きそうです。
ニュースでは最低賃金が決まったようですね。全都道府県で時給1,000円越えは史上初。
パート社員の時給が、ほぼ昨今の毎年の見直しにより、会社の給料体系も形骸化、全員が最低賃金+になってきました(汗)
これに加えて、年収103万円の壁も変わらないため、年末にかけて就業時間調整も本格化しそうですね。経営者は頭が痛い(泣)
奈良県も65円6%強の引上げ、と過去最大ですが、11月16日からの適用、と、年末の就業調整に配慮いただいた形です。
さて先週、時間がかかったネパールでの健康診断、1名の診断書が届き申請書類が完成しました。
ところが、もう1名に健康診断上の問題が見つかり、今回の就業タイミングでは就労が難しそうなので、現地送出し機関と受入機関に相談の上、再度人選をすることになりました。これがまたまた時間がかかり、最終面接は来週初めへ、と。ネパールと日本の時差が3時間15分と、ほぼ半日ズレることからすり合わせや調整には他のフィリピン・ベトナム等と比べ2倍掛かることが、今回の再人選で判明しました。一度の面談でスムーズに進めば問題は無いのですけど。。
また先の診断書が届いた候補者と申請用の個人インタビューで、実は以前に日本に留学経験があり、名古屋の日本語学校2年、その後ビジネス専門学校の1年目の在留資格延長申請が認められず、2019年に帰国した経験がありました。2年間の日本語学校就業時、学費の工面に窮し、やむなく許可時間である週28時間をオーバーしていた経験を自覚していましたが、それが卒業後、別のアルバイトで就業していたにもかかわらず、延長申請時に却下されたそうです。すでに6年が経過、軽微な違法である点から同時期に帰国した知人は既に日本で再就労している、とも聞いているので、これは弊社のビザ申請も慎重にならざるを得ず、最近ハマっているChat-gpt に相談してみました。
即時にアドバイスを得て、「理由書」の作成・添付が必須と即答でした。またその理由書もワードで作成してくれました。
理由書の内容は、
1.本人の過去のオーバーワーク経緯と反省、今後の適正就労の意思を記載。
2.受入機関の協力:「当社が責任を持って適正に指導・監督する」といった内容の文書。
Chat-gptの纏めによれば、【「資格外活動オーバー」という過去の違反は再申請時に必ず審査対象になるが、正直に説明し、反省と再発防止策を示せば特定技能での許可が下りる可能性は十分にある】との回答。このChat-gptに作成いただいた理由書に、本人と受入機関のサインを頂き完成しました。恐るべしChat-gpt、と強烈に力を感じております。