<メルマガ転載>第136回 第29期決算近づく
万博は終了まで入場予約満員。近くに住みながら、結局行けず。。残念ですがこれだけの動員を実施できたのは、関西企業としてとてもうれしい事ですね。
万博以外もどこへ行っても人人人。どこから沸いてくるのか??一方で企業では人員不足が顕著化し倒産も出ています。
驚いたのは昨日のニュース、丸亀製麺の店長年収を2千万円へ!!
丁度昨日、来社してくれた地銀担当者に支店長の年収を聞いたところ、2千万円はないと。。同社社長は退職者が多く、社員を引き留めるための高額報酬化と説明されていましたが、銀行の支店長を超える年収とは、いったいどこから捻出されるのでしょうか?もちろん売上は一杯のうどん、その価格を引き上げていくのでしょう。企業を経営する管理者にとって、収益(利益)に見合った給料を社員の支払うのは当たり前ですが、例えば銀行とうどん屋の収益、特に一人当たりの収益を比べたらその差は歴然です。銀行の支店長の給料を、うどん屋の店長が上回るとは、何を意味するのでしょうか?
これがAI化の影響では、と考えられます。つまりはホワイトカラーの実務はAI化され、労務費を縮小。うどん屋さんを始め、看護介護職の様なAIに出来ない、エッセンシャルワーカーの付加価値があがり、そこへ資源が投入される、そんな世界に変わりつつあるのでしょうか?いつまでも外国人に頼るのではなく、給料を引上げ、ホワイトカラーの就業者をブルーカラーへ引っ張ることが出来るのでしょうか??給料だけで今、みんながやりたがらない仕事へ人を集めるのは無理がある、と痛感します。
さて、弊社は9月決算、第29期の決算まであと12日となりました。
コロナで散々な赤字を出して、以降3期目ですが、3年連続増収増益、なお今期の売上は若干ですが過去最高を見込んでおります。要因は値上げをしなかった事による顧客の維持、これは主要業のコストを支える輸入為替も比較的安定していた事も値上げを抑えられた要因の一つ。海外のサプライヤーもインフレに負けず価格の維持を協力いただいたこと。為替は円安固定になっており、輸入業者にはきつく、また海外出張はコスト増、そして外国人労働者を集める事にも苦労が必要になりますが、本年、ネパールの地盤が出来たことにより、求人の心配は不要になりました。
ネパールも9月8日に政府のSNS禁止令に反対するデモが発生したくさんの若者が命を落とし、空港も閉鎖されましたが、責任を取って首相が辞任、女性副首相が実質のトップになり今は以前のように落ち着いているとの事でした。その9日にZoom面接を受け合格した2名の健康診断等もスムーズに進み、最後に結核スクリーミングの結果待ちです。診療できるクリニックが指定されているため、ここだけは以前より、なかなか予約が取れていませんでした。
さあ決算まであと12日、頑張ります!